2012年は円安を望んでいた
先日なぜ資産運用を始めなければならないか書いたのですが、
今回は別の観点で考えていきたいと思います。
最近(2015年7月)は1ドル120円を超えて円安となっています。
しかし、第二次安倍内閣が始まる2ヶ月前の2012年10月は1ドル79円でした。
私は製造業で働いているのでわかるのですが、円高の時は同じものを海外に
売っても利益にならず、生産拠点を海外に移すことを盛んに行っていました。
日本国内でも円高は良くない、円安が良いという風潮がマスコミを賑わせていました。
実際円安になってみると
実際アベノミクスが始まって円安になってみると、生活にとって良いことは
あったでしょうか。
一般の生活でここ最近よく聞く値上げの話についても、為替の話が
関係してきます。
食料品や、燃料等海外から輸入するものについては円安になるにつれて値上げ
するものが多くなってきました。
海外の値段で同じ1ドルであっても 1ドル=80円の時と 1ドル=120円の時では
日本円で考えると大きく価格が変わってきます。
iPhone6 128GBの例で考えてみる
私にとってみじかな例でいうとアップル製品があげられます。
私はiPhone6 128GB ゴールドを購入したのですが本体は89,800円でした。
しかし円安が進んだ2015年7月現在 同じ商品が110,800円となっています。
同じ商品であっても為替の差で21000円約23%の値上げとなっています。
アプリについても同様な値上げがありました。
私はアップル製品を買わないから関係ない考えている方にとっても、これをアメリカから輸入している食品に置き換えていただくとわかりやすいと思います。
日本円で見ていればアベノミクスがあり多少所得が上がった方もいると思うのですが、日本円の年収が同じとしてもドル換算で考えるとびっくりするぐらい
所得が減っているのがわかると思います。このままでは毎日の食事を購入することも大変になるのです。
日本の食料自給率(カロリーベース)
このようなことから自分の身を守るために資産運用を始めていく必要があると思います。