今回は木村聡子さんのあなたの1日は27時間になるを読んだので書評を書きたいと思います。
私も含めですが、サラリーマンで仕事が忙しい状態からどのようにして自分の時間を作り出すかを書いている本です。
木村さん自身も税理士として働いておりその経験をもとにして書かれているものであり大変参考になりました。
ポイントは朝時間の有効活用と短時間集中の習慣化
著者の木村さんがこの本で書かれていることでのポイントは「朝時間の有効活用」と「短時間集中の習慣化」です。
朝早く起き相手から催促が来そうな相手に先手を打って連絡、回答することで先手を打つことができます。また、先手を打つことにより自分のペースを守ることができるということです。また、与えられた仕事はきっちり終わらせる。朝早くから仕事をしているという評価にもつながります。
また、仕事についても本当に今日の就業時間までに終わらせるべきもので、かつその時間に終わらせることができる分量をセレクトして短時間集中してやり切る。そして早く帰宅し自分の時間を持ち、その時間をスキル向上や資格取得、あるいは人脈形成などに投資することにより残業代以上の経済効果をもたらすことができるということです。
週単位、月単位の予定を、上空から景色を眺める鳥の如く「俯瞰」することが大切
この本で書かれていることとしてもう一点大事なことは週単位、月単位の予定をしっかりと作り自分の仕事量を把握して具体的に記載することが大切ということです。
いつも忙しい忙しいと言って自分のやることが何なのかを把握していないことが多いと思いますが、すべてのやることと締め切りを記載して全体量を把握することが大切であると書かれています。
また1日の実績を把握し、自分は1日でどのくらい仕事ができるかを把握することも大切であると書かれています。そして仕事の効率を上げるためにはマニュアル化して何度も見直していくことが大切であると書かれています。
一日3時間増やすために必要な心がけ
以上のことをやるために一番大切なことは心がけと木村さんは言われています。周囲からどう思われても良いというメンタリティ及び多くの人に浅く支持されるより、理解者から深く愛されるよう努力することが大切であると書かれています。
そしてとことん突き抜けるまでやり続けることにより周りの人が見るが変わるところまでやる。増やした時間の一部を周りの人に還元してあげることによりうまくいくと書かれています。
すべての人間に好かれる必要はない、自分の大切な人に好かれるようにすればいよいということです。
まとめ
この本は自分の今悩んでいることに関しての解決方法を導き出してくれる本でした。こちらの本の内容を実践して自分の時間を3時間作り出すようにしたいと思います。