以前読んでいたのですが、なかなか書評を書くことができなかった本です。
私も個人投資家として生きていますが、お金に対する考え方についてわかりやすく書いてある本であると思います。
21世紀はお金が余っている時代
21世紀はお金が余っている時代である
お金の価値が相対的に下がっている時代である。仮想通貨が出てきたことにより、今までの中央集権的な社会から大きく変わってきた。
お金を得るために働いてきた今までの時代とは明らかに異なる時代が来ているということをを感じている。
過去の常識が通用しない時代になっている
こちらの本で書かれていることで印象に残ったことは、過去の常識が新しい価値観に上書きされていき、新しい価値観が常識になったと思うと、すぐに新しい価値観による上書きが始まるということです。
例えで言えば現在の30歳前後の世代は、40代以降の世代と違い、車や家や時計な度のものに対して高いお金を払うという感覚がわからなくなっているということです。
過去と違い、お金を得るために働くのではない時代になってきています。今の社会は金銭的なリターンを第一に考えるほど儲からなくなっている時代なのです。
今後働く上で大切なこと
今後働く上で大切なことは、自分自身が一日中やっていても苦痛ではないことを探すことであると本で書かれています。
今まで仕方なく人間がやってきたことがテクノロジーの進歩によって機械が代わりにやってくれる時代においては好きなことをやり続けて自分の価値を上げていくことが大切であると説明されています。
まとめ
21世紀になりお金に対する考え方が変わったということがわかる1冊です。
世の中の人達がお金というものから価値を軸にしていく世界に変わっていく中で自らがどのように生きていくべきかを書かれている本だったと思います。