自分自身あまりメモを取る習慣がなく、今回この本を見たときにどのような魔力があるのか興味を持って今回ブログに書くことにしました。
見出し
メモを取る本当の意味はなんだろうか
一般的にメモを取る意味を聞かれると、物事を忘れないように記録するためと回答する方が多いと思います。
私自身をメモを取る意味としては覚えておきたいことを書き留めるためと考えていました。
しかし、この本の中で大切なメモの役割として書かれていることは「知的生産」のためということでした。
知的生産のためのメモとはどのようなものか
実際に知的生産のためにメモを取ることが大切であると本には書いてあるが、具体的にどのようにメモを取ればよいのかについてこちらの本では著者の実例を記載して詳細なメモのとり方を説明しています。
メモを取ることにより知的生産に活かすことができるのですが、特に大切なことは抽象化するということです。抽象化自体が人間に与えられた最大の武器と著者も記載しているように、実際に自分で書いたメモをもとにして思考を深めていくことが大切であるとこの本には書かれています。
抽象化することにより今までなぜかわからないけど良いなど漫然と思っていたものを具体的な理由まで落とし込んで他の人に対しても説明できるようにすること、これこそが知的生産に対して大切なことではないかと思います。
メモで自分を知る
また、メモをたくさん取ることによって自分自身がどのようなことを考えているのか、どのような思考回路を持っているのかを知ることができるとこちらの本で書かれています。
著者は就職活動時自己分析ということで30冊もノートを取りそこから自分自身を知ったといいます。その中で自分自身に多くの質問を投げかけることにより自分自身を理解したと言っています。
こちらの本にも著者が自分を知るための1000問という質問が書かれており、それを答えることにより自分自身がどのような人間であるかということが理解できます。
結局は自分自身が何を考えているのか、しっかりとノートに記すことによって今まで気づいていなかった自分の本質を知ることが大切ではないかと思いました。
メモは自己実現に必要なものである
自分自身を知ることにより、自分がどのようになりたいのかについて具体的に形を作り出すことができるということがわかりました。
夢を実際に書き出して具体的に見ることによって、自分自身がどのような生き方をしたいのか、どうしたら自分の理想の人生を過ごすことができるのかを理解出来る。
理解できたことをもとにして具体的なやり方を検討していくことができ自己実現できるということがわかりました。
まとめ
今までメモというと、忘れてはいけないことを書く道具ということが強かったのですが今回こちらの本を読むことにより思考を整理して自分自身がなりたい姿になるためのツールとして活用していくことが大切であることがわかりました。
今回本を読んだことにより、自分自身でメモを取る習慣があまりないことが気づきましたので今後は今回読んだ本を参考にしてメモを取る習慣をつけ、メモの魔力を体験できるようにしていきたいと思いました。
とてもためになる本でしたので興味を持って頂いた方は一度読んでみてみることをおすすめします。