近年は終身雇用が崩壊し、一つの会社で一生働くことが難しい世の中になってきました。
実際、大手企業で業績が良い企業であってもリストラを実施している企業が多い中、自分のやりたいことが見つからない人が多いと思います。
この本では特に自分で何をして生きていきたいかわからない状況であっても自分自身できることで経済的な自由を勝ち取っていこうと考えている本でした。
この本の代になっている地味な起業というものがどのようなものなのかを知りたいと思いこの本を読むことにしました。
見出し
これからは「好きなこと」「得意なこと」がない人ほど稼げる時代
この本で書かれている地味な起業についてですが、一般的に書かれている起業の方法とは異なります。
「地味な起業」とは、普段から自分がやっていることをお金に変えることで起業していこうという考え方なのです。
具体的に言うと自分自身が主役になって活躍して稼ぐのではなく、応援したいと思う人にたいして自分のできることを提供し相手を助けてあげることによって収入を得ていこうという考え方なのです。
自分自身になにかやりたいことがなくても、特出した技術がなくても今までの経験をもとに相手を助けてあげることによって生きていこうと考えるのが地味な起業なのではないかと思います。
地味な起業をするために必要なもの
地味な起業をするために必要なものは、相手が困っていたり苦手に思っていることを見つける。その相手は自分が好きだとか、憧れている人に対して実施していく。
地味な起業というのは、あくまでも自分のできることを困っている相手に対して提供することによって仕事を得ていくというものです。
そのために必要なスキルについては、自分のできることを提供するということのため個人個人で異なってきます。
ただ、地味な起業というのはリモートワークをメインとしてやるために3種の神器として以下のものが必要となります。
- チャットワーク
- Zoom
- Googleスプレッドシート・ドキュメント・スライド
この3つの神器を使いこなすことにより、地味な起業を進めていくことができるのです。
地味な起業で大切なこと
地味な起業というのは、好きなことを仕事にするのではなく、好きな人のビジネスを応援することです。
そのために、メルマガに限らず、気になる人や応援したい人がいたらその人が発信しているブログやTwitterの投稿に対して、どんどんリアクションしていくことが必要ではないかと思います。
地味な起業の仕事=出会いの人数×信頼関係の深さ×提案数
信頼関係=接触頻度×情報共有
実際に初めて受ける仕事は簡単なことや、割にあわないと思うような仕事が多いと感じるかもしれません。
しかし、そのような仕事を何度も経験していく事により、仕事を依頼された相手から信頼され、より条件が良い仕事が依頼されて実績になっていくのです。
まとめ
企業というと特別な才能を持った人しかできないというイメージを持ってしまうのですが、この本では特別な才能を持っていなくても起業する方法が書かれています。
相手の困っていること、相手が苦手にしていることを自分の持っているスキルで解決してあげることで起業することができるということがわかります。
そのためにはいかに相手に信頼されることが大切なのか、相手の信頼を「貯金」する意識で仕事に取り組むことが大切であるということがわかりました。
起業したいけどどのようにしていけばよいかわからない方には参考になる本ではないかと思います。