私自身も片付けの本を何冊も読んでいて、今まで45リットルのゴミ袋で30袋ぐらいは捨てていることもあり、家の中はある程度整っていると思っています。
ただ、まだまだ持っているものが多くもう少しスッキリとした暮らしをしたいと考えていました。そんなときにふと気になる本を見つけたのでなにかヒントになることがないかと思い本を読んでみました。
見出し
本を書いた人はADHD(注意欠如/多動性障害)の特性があった
この本を書いた西原三葉さんは40歳のときに自分がADHD(注意欠如/多動性障害)であることがわかったと本の中で書かれています。
ADHDの方の特性としていくつかありますが、忘れ物が多かったり時間管理や仕事を順序立てて行うことが苦手という特徴があります。このような特徴がある場合はなかなか片付けをすることが難しいと思うのですが、西原さんは整理整頓アドパイザーとして活躍されています。
多くの方から支持されている片付け方法について自分で気になったことをまとめてみました。
片付けられない、片付けが苦手は脳のくせかも
作者の西原さんが今まで片付けの依頼を受けてきた人には、共通の特徴がいくつかあるそうです。特にADHDの方は片付けが苦手な傾向があるようです。
片付けが苦手ということで悩んでいる人も多いとのことですが、このような方は片付けができないという思い込みから部屋が片付かない傾向にあるようですが、自分の中の思い込みを変えていくことによって片付けができる人へと変化していくとのことです。
できることだけやれば良い
考え方を変えると書いてきましたが、具体的にどのように変えていけばよいかについてこの本に書かれていることは、できることだけやれば良いと言う事でした。
片付けというとすべてをきちんと完璧にと考えてしまいがちですが、この本ではそうではなく自分のできる範囲でやっていくことによって片付けができると書かれています。
具体的に書かれている一例としては
- 小さい場所だけ
- タイマーを使うだけ
- 一時退避させるだけ
などです。できることをコツコツ少しずつやっていくことにより、片付けができるようになっていくのだとこの本では書かれています。
片付け以外でもやっていること
色々とやることが多いと混乱していまい失敗が増えてしまうと考えて、作者の方は片付け以外にもスマホを脳の一部として活用することを推奨しています。
また、行動をパターン化することによって暮らしていくことにより忘れることや焦ることが少なくなってゆとりのある生活を送ることができるということも書かれていました。
まとめ
片付けの事だけではなく、普段の生活の仕方についても書かれている本で比較的ページ数も少なく読みやすい本でした。今回読んで感じたことは何でも完璧にすべてをこなすのではなく、できるところから少しずずコツコツと積み重ねていくことが大切であるということがわかりました。
片付けに困っている人、何から手をつけてよいかわからないと悩んでいる人は一度手をとって読んでいただければと思います。