【α6000からの買い替え】2回替えて分かった正解はα7CⅡ

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α6000を使っていて、そろそろ買い替えようかと考えている方に向けた記事です。私は2016年に買ったα6000から、α6400を経てα7CⅡまで、2回買い替えました。

読者

2回も替えたんだ。1回目の選択は正解だったの。

サトエヴォ

その時は満足でした。でもいま振り返ると、最初からα7CⅡにしておけばよかったと思っています。

結論から書きます。APS-Cを一度挟んだのは遠回りでした。APS-C用に買い集めたレンズを、売って買い直すことになったからです。

この記事では、2回の買い替えで何が解決して何が残ったのかを、ソニーの公式仕様で確認しながら書きます。α6400とα6000を細かく比べた記事は別にあるので、ここでは買い替えの全体像を扱います。

α6000はすでに手放しているため、この記事に作例はありません。仕様の数値はソニーの公式サイトの製品仕様ページで確認したものです。

この記事で分かること
  • 2回買い替えた実際の流れ
  • 1回目の買い替えで解決したこと
  • それでも2回目に動いた理由
  • 遠回りして余計にかかった費用
  • いまα6000から替えるならどれか
  • APS-Cのレンズをどうするか
目次

2回買い替えた記録

α6000からα6400を経てα7CⅡまで2回買い替えた流れを解説するセクションのバナー画像

まず何をいつ買い替えたのかを整理します。10年近い話なので、先に流れを見てもらったほうが読みやすいはずです。

2016年に買ったα6000

最初に手にしたミラーレス一眼がα6000でした。子どもの撮影とお出かけ用です。軽くてよく写るカメラで、4年間よく使いました。

不満が出てきたのは4年目です。運動会で子どもを撮ると、オートフォーカスが合わずにボケた写真ばかりになる。それと、動画を4Kで撮ろうとしたら対応していない。この2つでした。

2020年にα6400へ

買い替えのときに決めた条件は3つです。

  1. 今まで使っていたレンズをそのまま使いたい
  2. 動画も少し撮ってみたい
  3. 動いているものをうまく撮れるカメラがほしい

この条件だとソニーのAPS-C機から選ぶのが自然でした。当時のラインナップから、価格と性能のつり合いでα6400を選んでいます。

その後α7CⅡへ

α6400をしばらく使ったあと、フルサイズのα7CⅡに移りました。ここでAPS-Cから離れたことになります。

このときα6000は手放しました。α6400は軽さが気に入っているので、いまもサブとして手元に置いています。

ただしレンズは違いました。APS-C用に買い集めていたレンズを売り、フルサイズ用に買い直しています。ボディだけの入れ替えでは済まなかったわけです。

1回目の買い替えで足りたこと

α6400への買い替えでAFと4Kの不満が解消したことを解説するセクションのバナー画像

α6400にして、α6000で感じていた不満は解決しました。ここは期待どおりだったと言えます。

運動会のピントが合うようになった

いちばん困っていたAFは、はっきり良くなりました。数字で見ると差は明らかです。

α6000α6400
測距点(位相差検出)179点425点
検出輝度範囲EV0-20EV-2-20

測距点が2倍以上に増えています。動く子どもを追いかけたときに外さなくなったのは、この差が効いていると感じました。

4K動画が撮れるようになった

もう一つの不満だった動画も解決しました。α6000の動画はAVCHDとMP4で、4Kには対応していません。α6400はXAVC Sで3840×2160の4Kが撮れます。

α6400の4Kは30pと24pです。最大ビットレートは約100Mbpsとなっています。

レンズを買い直さずに済んだ

条件の1つめだったレンズの流用も問題ありませんでした。同じEマウントのAPS-C機なので、そのまま付け替えるだけです。この時点では買い替えの費用はボディだけで済んでいます。

α6400とα6000の違いは細かく比べた記事があります。どちらを選ぶかで迷っている方はこちらをご覧ください。

それでも2回目に動いた理由

動画と暗所を理由にα7CⅡへ買い替えた理由を解説するセクションのバナー画像

では、なぜもう一度買い替えたのか。理由は2つに絞れます。動画と暗所です。

動画で足りなくなった

4Kが撮れるようになったことで、逆に動画を撮る機会が増えました。すると今度は、30pまでという上限が気になり始めます。

α7CⅡはXAVC HSで4Kの59.94pまで対応しています。10bitでの記録にも対応しました。動きのある場面で、コマ数の違いは見て分かる差になりました。

もう一つ大きかったのが手ブレ補正です。α6400にボディ内手ブレ補正はありません。レンズ側の補正に頼る形なので、手持ちの動画は安定しませんでした。α7CⅡは5軸のボディ内手ブレ補正を積んでいて、静止画時の補正効果は7.0段とされています。

暗い場所でのAF

もう一つが暗さです。室内や夕方にAFが迷う場面が増えました。

α6400α7CⅡ
測距点(位相差検出)425点静止画時 最大759点
検出輝度範囲EV-2-20EV-4-20
ISO感度(静止画)100-32000100-51200

検出輝度範囲がEV-2からEV-4へ、2段分広がっています。カタログの数字ですが、実際に暗い場所で迷う回数は減りました。

センサーの大きさという答え

動画も暗所も、突き詰めるとセンサーの大きさに行き着きます。APS-Cのままボディを買い替えても、この2つは頭打ちになる。そう考えてフルサイズに移りました。

α7CⅡの静止画の有効画素数は最大約3300万画素です。α6400の約2420万画素から増えています。ただ、私が替えた理由は画素数ではありませんでした。

遠回りで消えた費用

カメラの買い替えでボディとレンズを売った費用を解説するセクションのバナー画像

ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。2回買い替えると、ボディ代が2回かかるだけでは終わりません。

売ったのはα6000だけ

ボディで手放したのはα6000だけです。α6400は軽くて持ち出しやすいので、いまも残しています。

中古で売れば多少は戻ってきますが、買ったときの値段では売れません。その差額は消えたお金になります。ただ、ボディについてはここまでなら想定の範囲でした。

APS-Cのレンズも売った

もっと大きかったのがレンズです。α6000の頃から買い足していたAPS-C用のレンズを、フルサイズに移るときに売りました。

EマウントなのでAPS-C用のレンズもα7CⅡに付きます。ただしその場合はAPS-Cサイズに切り出して記録することになり、画面の一部しか使えません。フルサイズを買った意味が薄れるので、結局は買い直しになりました。

レンズまで動いた2回目

整理するとこうなります。

かかったもの1回目(α6400へ)2回目(α7CⅡへ)
ボディ購入購入
前のボディα6000を売却α6400は残した
レンズそのまま使えた売って買い直し

1回目はボディだけで済みました。2回目はレンズまで動いています。これが「遠回りだった」と感じる理由です。

いまから選ぶときの考え方

いまα6000から買い替えるときの選び方を解説するセクションのバナー画像

では、いまα6000から買い替えるならどうするか。2回替えた立場から書きます。

私が勧めるのはα7CⅡ

聞かれたらα7CⅡと答えます。理由は単純で、そこに落ち着いたからです。

動画を撮る、暗い場所でも撮る。この2つのどちらかが視野に入っているなら、APS-Cを挟まずに最初からフルサイズにしたほうが結果的に安く済みます。

レンズを買い足す前に決めるのが大事です。APS-C用のレンズが増えてから移ると、私のように売り直すことになります。

重さはほとんど変わらない

フルサイズは重いから、と敬遠されがちです。実際の数字を並べてみます。

機種センサー質量(バッテリーとカードを含む)
α6000APS-C約344g
α6400APS-C約403g
α6700APS-C約493g
α7CⅡフルサイズ約514g

APS-Cの上位機であるα6700が約493gで、フルサイズのα7CⅡが約514gです。差は21gしかありません。ボディだけで見れば、フルサイズが重いという話は当てはまらなくなっています。

レンズを含めた重さは別の話です。フルサイズ用のレンズはAPS-C用より大きく重いものが多くなります。

APS-Cで続けるなら

フルサイズに行かず、APS-Cのまま新しくするという選び方もあります。現行のAPS-C機で上位にあたるのがα6700です。

  • 5軸のボディ内手ブレ補正を搭載(静止画時の補正効果は5.0段)
  • 測距点は静止画時で最大759点
  • バッテリーはNP-FZ100。ファインダー使用時の撮影可能枚数は約550枚

α6400で不満だった点が埋まっている機種だといえます。

私はα6700を使っていないため、使用感については書けません。ここに並べたのはソニーの公式仕様ページに載っている数値です。

予算を抑えたい場合は、α6400という選択肢も残っています。私が4年近く使った機種で、AFと4Kについては十分でした。

α6000の買い替えのよくある質問

α6000の買い替えに関するよくある質問をまとめたセクションのバナー画像

買い替えを考えている方から聞かれることをまとめました。

α6000はまだ使えるのか

写真を撮るだけなら十分に使えます。有効画素数は約2430万画素で、α6400の約2420万画素とほとんど変わりません。

困るのは動くものを追うときと、4K動画が要るときです。その2つに当たらないなら、急いで買い替える理由はないと思います。

APS-Cのレンズはフルサイズ機で使えるのか

付きます。ただしAPS-Cサイズに切り出して記録する形です。画面の一部だけを使うので、フルサイズの広さは生かせません。

しばらくのつなぎとしては使えますが、最終的には買い直すことになると考えておいたほうが現実的です。

α6400を選ぶ意味はまだあるか

あります。AFは425点で、α6000の179点から大きく進みました。4Kも30pまで撮れます。

注意したいのはバッテリーと手ブレ補正です。バッテリーはα6000と同じNP-FW50で、ファインダー使用時の撮影可能枚数は約360枚。そしてボディ内手ブレ補正はありません。

α6700とα7CⅡはどちらがいいか

測距点はどちらも静止画時で最大759点、バッテリーもNP-FZ100で同じです。分かれるのはセンサーの大きさと、それに伴う暗所の強さになります。

検出輝度範囲はα6700がEV-3から、α7CⅡがEV-4からです。私は暗所を理由にフルサイズを選びましたが、APS-Cのレンズをすでに持っているならα6700という判断もあると思います。

レンズは売るべきか残すべきか

フルサイズに移ると決めたなら、早めに売るほうが手取りは多くなります。カメラもレンズも、新しい型が出るほど中古の値段は下がるからです。

逆にAPS-Cで続けるなら、レンズはそのまま資産になります。どちらに進むかを先に決めてから、レンズの扱いを考えてください。

まとめ

α6000の買い替えの結論を振り返るまとめセクションのバナー画像

α6000からの買い替えについて、2回替えて分かったことを整理します。

  • α6400でAFと4Kの不満は解消した。測距点は179点から425点になる
  • それでも動画と暗所で足りなくなり、フルサイズのα7CⅡに移った
  • α6400にボディ内手ブレ補正はない。α7CⅡは5軸で7.0段
  • 検出輝度範囲はEV-2からEV-4へ2段分広がった
  • APS-Cのレンズは売って買い直しになった。動くのはボディだけではない
  • α6700とα7CⅡの質量差は21g。フルサイズが重いとは言いにくい

動画を撮る予定があるか、暗いところで撮ることがあるか。この2つのどちらかに当てはまるなら、APS-Cを挟まずに最初からフルサイズを選ぶほうが、私のような遠回りをしなくて済みます。

読者

レンズが増える前に決めたほうがいいんだね。

サトエヴォ

そこが分かれ目です。レンズが増えてから移ると、買い直しが一気に重くなりますから。

α6400とα6000を細かく比べた記事と、α7CⅡのレンズ選びの記事もあります。あわせてご覧ください。

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