転職を迷っている人へ『転職すべきか・しないべきか』の基準について

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企業で働いている人誰もが一度は転職を考えたことがあると思います。私自身も現在6社目の勤務先ですが、毎回転職をしようと思って転職をしたわけではありません。

今回は自らの経験と、人事の仕事を経験して多くの転職者を受け入れた経験から、転職すべきか・しないべきかの基準についてブログを書いてみたいと思います。

転職しようかどうか悩んでいる方の参考となればと思います。

目次

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転職しようと思った時に確認すべきポイント

転職をしようかやめようか考える時にまずは以下の点について考えてみることが大切ではないかと思います。

どうして転職したいと思ったのか

まず考えるべきことはどうして転職したいと思ったかを他の人に説明することができることが大切です。

実際に面接でも聞かれることであり、自分自身だけでなく他の人から聞いてもなるほどと思えるような理由がなければ転職を再度考える方が良いかもしれません。

今の職場で解決することができないか

転職しないでも今の職場で行動したら解決できることではないでしょうか。目の前でことが嫌で逃げるための転職であったら再度検討するべきではないかと思います。

転職することによって何を達成したいのか

転職をすることによって自分がどのようになりたいか明確にすることが大切です。

転職した方が良いケース

  1. 会社の理念に対して疑問を持っている
    • ほとんどの企業が会社としてどのような考えで仕事をしているかという理念があると思います。
      (ない会社もありますが。)会社の目指す方向を書いたものが経営理念であったりフィロソフィーというものですが、自分の考えていることと会社の方針が異なっている場合。
  2. 自分のスキル、経験を活かすことができない
    • 自分の持っているスキルや経験を活かすことができない。特に資格等を努力して取得したが、実際行なっている仕事では全く活かせない。または今までの成果、経験を活かすことができない場合。
  3. 会社の業績が悪く、将来に不安を感じる、斜陽産業である
    • 会社の業績が悪くリストラが頻繁に行われている。頻繁な組織変更等で会社としてどのような方向に向かっているのかわからない。そもそもこのまま仕事を進めていても顧客が減っていき将来も今やっている仕事で利益を上げ続けることが難しいと思われる場合。
  4. 会社の人間関係が悪く、仕事を円滑に進めることができない
    • 従業員同士の人間関係が悪く、特定の人が原因で業務が進まない場合や社内での派閥等があり仕事を進めたくても進めることが難しい場合。またはパワハラ等があり改善される見込みがない場合。
  5. 給与アップが見込めない
    • 2024年の春闘では各社かなりの賃金アップが行われています。中には10%を超えるベースアップを実施する会社もあります。このような場合であっても自分の給与が上がらない場合。
  6. 残業や休日出勤が多く、心身ともに疲れ切っている
    • 法律でも残業時間等が決まっているのですが、それを超えて残業をしている場合。(特に管理職の場合)または労働時間が長すぎて必要な睡眠時間であったりリフレッシュする時間を取ることが難しい場合。
  7. 優秀な人材がどんどん辞めていく
    • 社内において優秀な人材が次々と退職している場合、または即戦力として採用した中途社員(キャリア入社)のかたが次々と辞めている場合。または離職率が上がった場合。

転職しない方が良いケース

  1. 転職理由があいまいな場合
    • とりあえず今の職場が嫌で会社を辞めても特にやりたいことがない場合。
  2. 現職の給与や福利厚生が充実している場合
    • 特に大手企業で勤務している方に多いのですが、現職の給与や福利厚生が、転職しようとしている企業や自分の住んでいる地域の中で充実している場合
  3. 働き始めての期間が極端に短い場合
    • ハラスメントや法令違反が通常行われている会社であれば別ですが、そのようなことがない会社であれば短期での退職は次の職場を見つける際にマイナスとなる場合が多いためしばらくは勤務を続けるという選択肢も検討した方が良いのではないかと思います。
  4. 社内での異動等で現在の不満を解決できる場合
    • 現職場の人間関係が悪い、仕事が向いていない、ハラスメントがある等の場合であっても社内異動によって解決する場合もあります。実際に転職を検討する前に自ら行動することによって現状を変えることができる場合は無理に転職する必要はないと思います。
  5. 今までのやり方をそのまま続けていきたいと考える場合
    • 今までの経験を活かして仕事をしたい方は多いですが、転職前の会社のやり方を続けていきたい方については転職しない方が良いと思います。世の中にはとてもたくさんの会社があり、それぞれの会社で個性があります。転職した場合には転職先の仕事のやり方や新しい人間関係を作らなければなりません。そのようなことに対して対応できない方は転職するべきではないと思います。

自分の決断に自信を持ってください

転職をするにしてもしないにしても、自分が決定したことには自信を持ってください。

私も何度も転職をしたのですが、良かったと思うこともあれば失敗したなと思うこともありました。

私も転職を考えた時に以下の本を読んで参考にしました。興味があるようでしたら一度読んでみていただければとおもます。

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