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カメラを買ったあと、最初に読んだ本は2冊だけです。
2冊で足りるものですか?



足りました。むしろ増やしすぎると、撮る前に疲れてしまいます。
初めてミラーレス一眼を買ったとき、どう使えばよい写真が撮れるのか分かりませんでした。ネットにも情報はありますが、順番に並んでいないので頭に入りません。
そこで買ったのが、この2冊です。あれから機種は替わりましたが、いまでも勧められます。基本のところは変わらないからです。
- 最初に読む1冊とその理由
- 次に読む1冊と、読む順番
- 機種が替わっても通用する理由
- 本を読むタイミング
- 本より先にやったほうがよいこと
最初に読む1冊


まず1冊目です。何から始めてよいか分からない段階なら、これを勧めます。
マンガで最後まで読める
『カメラはじめます!』は、文章ではなくマンガで進みます。主人公と一緒に学ぶ形なので、知識がゼロでも止まりません。
カメラの本は、最初のページで専門用語が出てきて閉じてしまうことがあります。この本ではそれが起きませんでした。
マンガなので、通勤の合間や寝る前でも進みます。読み終わるまでの時間が短いほど、撮り始めるまでの時間も短くなるでしょう。
買う前に読んでもいい
使いこなせるか不安で迷っている段階でも読めます。カメラを持っていなくても内容は分かるので、買う前の判断にも使えるでしょう。
絞りとシャッター速度が分かる
設定を変えると写真がどう変わるのか。ここが分かるだけで、撮り方が変わります。
私の場合、この本を読んでから「なぜこの写真になったのか」を説明できるようになりました。失敗したときに、どこを直せばよいか見当がつきます。
次に読む1冊


1冊目を読み終えて、もっと知りたくなったら2冊目です。
内容は一段難しくなる
『写真のことが全部わかる本 完全版』は、1冊目より踏み込んだ内容です。中級編、上級編、RAW現像編と分かれています。
最初からこちらを読むと、量に押されて止まるかもしれません。順番は守ったほうが続きます。
RAW現像で効いてくる
JPEGで撮った写真を自分好みに直したくなったとき、RAWの知識が要ります。そこを解説している本は、意外と多くありません。
私はいまRAWとJPEGの両方を残す設定にしています。その判断の土台になったのがこの本でした。


手元に置いて引く
通して読むより、困ったときに引くほうが向いています。最初から全部覚えようとしなくて構いません。
写真を撮っていると、同じ疑問が何度も出てきます。そのたびに同じページを開くうちに、自然と残っていきました。
機種が替わっても通用する


この2冊を読んだのはAPS-Cのカメラを使っていたころです。いまはフルサイズに替わりましたが、書いてあることはそのまま使えています。
基本は変わらない
絞り、シャッター速度、感度の関係は、機種が替わっても同じです。ここが分かっていれば、どのカメラでも応用できます。
| 変わらないもの | 機種で変わるもの |
|---|---|
| 絞り・シャッター速度・感度の関係 | メニューの並びや名称 |
| 光の読み方と構図 | 被写体認識などの新しい機能 |
| RAWとJPEGの違い | 画質や連写の性能 |
メニューの場所だけ違う
機種が替わって戸惑うのは、設定の場所くらいです。そこは説明書か、メーカーのサイトを見れば済みます。
逆に言うと、機種ごとの解説書を買い足す必要は薄いということです。操作の説明は数年で古くなりますが、考え方のほうは残ります。
買い替えても読み直せる
カメラを替えるたびに本を買い直す必要はありません。私もこの2冊をそのまま使い続けています。


本を読むタイミング


いつ読むかで、入り方はかなり違ってくるでしょう。
買う前に1冊目
買う前に読んでおくと、店頭で何を見ればよいかが分かります。用語が頭に入っていれば、店員の説明も理解しやすくなるでしょう。
撮り始めてから2冊目
2冊目は、ある程度撮ってからのほうが入ります。困った経験がないと、解説が頭に残りません。
「なぜ暗くなったのか」「なぜぶれたのか」。こうした疑問が出てきてから読むと、答え合わせになります。
耳で聴く手もある
写真の本は図が多いので、音声には向きません。ただ考え方を扱う本なら、歩きながら聴くこともできます。


本より先にやること


ここは正直に書いておきたいところです。本を読むより、撮る回数を増やすほうが効きます。
設定は最低限でいい
私はいまもおまかせオートで撮ることが多いです。本で学んだ知識を全部使っているわけではありません。
それでも困らないのは、必要な場面でだけ設定を変えればよいからです。知識は、使う場面が来たときに引き出せれば十分でしょう。
レンズのほうが写りを変える
設定を詰めるより、レンズを替えるほうが写真は変わります。ここは本を何冊読んでも埋まらない部分でした。


2冊で止めておく
本を増やすほど、撮る時間が減ります。読むのは2冊までにして、残りは撮りながら覚えるのが早いでしょう。
カメラの本のよくある質問


買う前に迷いやすい点を挙げます。
2冊とも買う必要がありますか
まず1冊目だけで構いません。物足りなくなってから2冊目を足せば十分です。最初から2冊そろえると、読み終わらないうちに撮る気が薄れます。
どのメーカーのカメラでも使えますか
使えます。特定の機種の操作ではなく、写真の考え方を扱っているからです。
スマホで撮る人にも役立ちますか
役立つ部分はあります。構図や光の読み方は、どの機械でも同じでしょう。ただし絞りの話などは、カメラを持っているほうが実感しやすくなります。
電子書籍と紙のどちらがいいですか
引きながら使うなら紙が楽です。私は紙で買いました。持ち歩くことを重視するなら電子でも構いません。
初心者向けの動画では足りませんか
動画は分かりやすい反面、順番がばらばらになりがちです。最初の1冊は、順番に並んでいる本のほうが向いていると感じました。
中古で買っても内容は古くなりませんか
基本を扱う部分は古くなりません。ただし掲載されている機材の例は、当然ながら当時のものになります。そこを気にしないなら中古でも構わないでしょう。
ほかに読んだほうがいい本はありますか
私はこの2冊以外に手を広げていません。読んでいない本を勧めることはできないので、ここは正直に書いておきます。
まとめ


カメラを始めるときに読んだ2冊について書きました。いまも勧められます。
- 1冊目は『カメラはじめます!』。マンガなので最後まで読める
- 2冊目は『写真のことが全部わかる本 完全版』。RAW現像まで扱う
- 順番を守ったほうが続く
- 機種が替わっても基本は変わらないので、買い直さなくてよい
- 2冊目は、ある程度撮ってから読むほうが頭に入る
- 本を増やすより、撮る回数を増やすほうが効く
実際の設定をどうしているかは、別の記事に書いています。


