スマホやカメラ、ノートパソコンをバッグに入れるとき、傷がついてしまわないか心配になったことはありませんか?
私もカメラやPCをよく持ち歩くのですが、専用ケースに入れるとどうしてもかさばってしまうし、出し入れが面倒。だからといって裸のままバッグに放り込むと、他の荷物と擦れて小さな傷がつくこともあります。
そんな悩みを解決してくれるのが、「Stick It Wrapper(スティックイットラッパー)」という不思議な保護クロスです。
一見ただの布なのに、重ねるとピタッとくっつき、どんな形のガジェットでも簡単に包み込むことができます。
今回は実際に使ってみた感想やメリット・デメリット、他のクロスとの違いなどを詳しくレビューしていきます。

見出し
Stick It Wrapperとは?
Stick It Wrapperは、特殊な繊維で作られた保護クロスです。最大の特徴は、クロス同士を重ねると自然に吸い付くようにくっつくこと。マジックテープやボタン、スナップなどの固定具は一切不要です。
仕組みとしては、表面の細かな繊維が摩擦や静電気の力で絡み合うことで固定されるとのこと。感触としてはマイクロファイバークロスに近いですが、重ねたときの“ピタッ”とくっつく感覚は一度触れるとクセになります。
サイズやカラーは複数展開されており、スマホや小物にちょうど良いXSサイズから、ノートPCや三脚等を包めるXLサイズまでの5種類があります。
私は大は小を兼ねるという信念のもと一番大きいXLサイズを購入しました。ちなみにサイズの一覧は以下のとおりです。
サイズ | 重量 | |
XS | 22 ✕ 22 cm | 23g |
S | 28 ✕ 28 cm | 35.5g |
M | 35 ✕ 35 cm | 56g |
L | 47 ✕ 47 cm | 105g |
XL | 58 ✕ 58 cm | 153g |
それぞれのサイズに適しているものは以下のとおりです。
- XS 時計、スマホ、文房具、ケーブル類、化粧品等
- S iPad mini、コンデジ、アクションカメラ等
- M ノートPC(11インチ)、コンデジ、タブレット等
- L 一眼レフカメラ、タブレット(12.9インチ)、望遠鏡等
- XL ビデオカメラ、ノートPC(15インチ)、ドローン、三脚等
実際に使ってみた
任天堂Switch2を包んでみた
まずはSwitchingを包んでみました。

クロスを適当に巻き付けるだけでしっかり固定され、バッグの中でもズレたりほどけたりしません。

しかもクロス自体が軽いので、持ち運びの負担にならないのが嬉しいポイントです。
ミラーレスカメラを包んでみた
次に私が愛用しているソニーのα7C IIを試してみました。今回付けているレンズはタムロンの28mm-200mm


レンズを装着したままでも柔軟に包み込めるので、カメラケースを使うよりもコンパクトに収納できます。



特に旅行やちょっとした外出のとき、「がっつり撮影するわけじゃないけど持っていきたい」という場面で重宝しそうです。
ノートPCやタブレットを包んでみた
13インチのMacBookAirも試しました。




サッと包んでバッグに入れられるので出張やカフェ作業に便利。クッション性は最小限なので落下防止には向きませんが、擦り傷防止には十分役立ちます。
写真を付けて書いてみる
Stick It Wrapperのメリット
- 自由に形を変えられる
四角いクロスを巻き付けるだけなので、スマホ、カメラ、ゲーム機など、どんな形のものでも包めます。 - 軽くてかさばらない
ケースやスリーブと違い、布なので畳めばポケットにも入ります。旅行のとき予備で持っていくのも簡単。 - 汎用性が高い
ガジェット以外にも、サングラスやアクセサリーを包んで持ち運ぶのにも使えます。 - 洗えるので衛生的
汚れても丸洗いできるので、清潔に使い続けられます。
気になった点(デメリット)
- クッション性は低い
厚手のケースのように衝撃から守ることはできません。あくまでも擦れ防止用。 - 汚れが目立ちやすい
明るい色だと特に、使っていくうちにシミやホコリがつきやすい印象。定期的に洗濯が必要です。


- 固定力に限界あり
小物ならしっかり包めますが、大きくて重いPCを持ち運ぶときは若干ズレることもあります。
こんな人におすすめ
- バッグの中でガジェットが傷つくのを防ぎたい人
- 荷物をできるだけコンパクトにまとめたい人
- 出張や旅行で複数デバイスを持ち歩く人
- ケースを買うほどではないけど、簡易的に保護したい人
特に「カメラやノートPCを持ち歩くけど、専用ケースは大げさに感じる」という方にはピッタリです。
まとめ
Stick It Wrapperは、一枚あるだけでスマホからカメラ、PCまで幅広く包める万能クロスでした。クッション性は控えめなので衝撃から完全に守ることはできませんが、バッグ内での擦り傷防止には十分。
私自身、これまで「スマホはケース」「カメラはカメラバッグ」「PCはスリーブ」と持ち歩くたびに荷物が増えていましたが、このクロスのおかげでぐっとシンプルになりました。
気軽に使えて、しかも価格も手頃。ガジェット好きや旅行好きの方にはぜひ試していただきたいアイテムです。
