【50代の家計で実感】FP2級は役に立つ?学んで見直した4つ

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「FP2級を取っても、仕事でFPにならないなら意味ないのでは。」資格に興味はあっても、そう感じて迷っている方は多いのではないでしょうか。

私は2024年3月に、TACの市販テキストとYouTubeの解説動画を使って、独学でFP2級を取りました。50代になった今、その知識を家計の判断に使っています。

結論から言うと、FP2級は家計に役立ちました。資格そのものより、お金を決めるときの基準が身についたからです。この記事では、学ぶ前と後で変わった判断と、実際に見直した家計の4つを紹介します。

この記事でわかること
  • FP2級が家計に役立つ理由
  • 学ぶ前と後で変わったお金の判断
  • 実際に見直した家計の4つ
  • 家計に生かすときの注意点
  • FP2級のよくある疑問
読者

FP2級って、仕事でFPにならないなら取っても意味ないよね。

サトエヴォ

家計には十分役立ちます。私は保険、サブスク、税金の制度、老後の試算を見直すきっかけになりました。

目次

FP2級が家計に役立つ理由

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FP2級は、仕事でFPにならない人にも役立つ資格です。試験で学ぶ内容が、そのまま家計の悩みと重なっているからです。ここでは、私が役立つと感じている理由と、独学で取った方法を紹介します。

お金を決めるときの基準が身につく

資格を持っていること自体で、家計が良くなるわけではありません。役立つのは、保険や税金、年金の仕組みを知ったうえで判断できるようになることです。

仕組みを知らないと、なんとなくの不安や人の勧めでお金の使い道を決めてしまいがちです。FP2級の勉強を通して、私は「制度を確かめてから決める」という順番が身につきました。

50代の悩みと試験の6分野が重なる

FP2級の学科試験は、6つの分野から出題されます。どれも50代の家計に関係の深いものです。

分野家計との関わり
ライフプランニングと資金計画年金、社会保険、教育費、老後の資金計画
リスク管理生命保険、医療保険、損害保険
金融資産運用預貯金、投資信託、NISA
タックスプランニング所得税、所得控除、確定申告
不動産住宅の購入や売却と税金
相続・事業承継相続、贈与、親の財産

中でも私が家計に一番役立ったと感じているのは、ライフプランニングと資金計画の分野です。年金や社会保険の仕組みを知ったことで、老後のお金を数字で考えられるようになりました

市販テキストとYouTubeで独学

私はFP2級を独学で取りました。使ったのは、TACの『みんなが欲しかった!FPの教科書 2級・AFP』と同じシリーズの問題集、そしてYouTubeの解説動画です。

私が使ったのは、2024年3月の受検当時の版です。法改正や試験範囲は毎年変わるため、これから勉強する方は最新の年版を選んでください。

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2級は、3級の合格者などが受けられる試験です。今は学科も実技も、テストセンターで受けるCBT方式に移っています。受検資格や日程は、日本FP協会や金融財政事情研究会の公式サイトで確かめてください。まだ3級を持っていない方は、こちらの記事も参考にしてください。

学ぶ前と後で変わった判断

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FP2級の勉強で、私のお金の決め方は4つの点で変わりました。学ぶ前に陥りやすい決め方と、今の決め方を表にまとめます。

項目学ぶ前に陥りやすい決め方学んだ後の決め方
保険不安から保険を足していく公的な保障を確かめ、必要な分だけ考える
勧誘勧められた商品をそのまま選ぶ仕組みを確かめてから決める
お金の置き場所とりあえず貯金に回す税金が優遇される制度を先に使う
老後漠然と不安に思う年金と生活費を数字で見る

保険と勧誘への向き合い方

公的な医療保険や年金には、病気やけが、万が一のときの保障がすでにあります。その上で、足りない分だけを民間の保険で考えるのが今の私の考え方です。

保険や金融商品を勧められたときも、その場では決めません。仕組みを確かめ、納得できたものだけを選ぶようにしています。

貯金より先に税金が優遇される制度

同じお金でも、どこに置くかで税金が変わります。NISAは投資で得た利益に税金がかからず、iDeCoは掛金が所得控除の対象です。そのため、ただ貯金するより先に、使える制度から考えるようになりました。

老後を数字で考える

老後のお金は、何となく不安に思っているだけでは準備が進みません。今は、年金の見込額と生活費を数字で並べて考えるようにしました。具体的なやり方は、次の章で紹介します。

FP2級で見直した家計の4つ

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ここからは、私が実際に見直した家計の4つを紹介します。保険、サブスク、税金の制度、老後の試算です。どれも、FP2級で学んだ知識をそのまま家計に当てはめました。

公的な保障を確かめて保険を判断

1つ目は保険です。私は公的な保障を確かめたうえで、新しく保険に入らない判断をしました。会社員が使える公的な保障には、たとえば次のようなものがあります。

  • 高額療養費制度:1か月の医療費の自己負担に上限がある
  • 傷病手当金:病気やけがで会社を休み給与が出ないとき、標準報酬月額をもとにした日額の3分の2が、通算1年6か月まで出る
  • 遺族年金:家計を支える人が亡くなったとき、遺族に支給される

厚生労働省の説明では、年収約370万〜約510万円の人が1か月に100万円の医療費がかかっても、自己負担は約9.3万円までに抑えられます。高額療養費は2026年8月から見直しが始まっており、2027年8月にも所得区分を細かくする見直しが予定です。

使っていないサブスクを解約

2つ目は固定費で、使っていないサブスクを解約しました。1回の金額は小さくても、毎月引き落とされるため、1年で見ると12か月分の出費になります。

固定費は一度見直せば、その効果が毎月続きます。家計の見直しを始めるなら、最初に手をつけやすい部分でしょう。

税金が優遇される4つの制度を使う

3つ目は、税金の制度です。私が使っているのは、次の4つです。

制度主な効果
NISA投資で得た利益に税金がかからない
iDeCo掛金が全額所得控除になり、所得税と住民税が下がる
ふるさと納税寄附額のうち2,000円を超える部分が、上限の範囲で所得税と住民税から差し引かれる
医療費控除1年間の医療費が10万円(所得が200万円未満なら所得の5%)を超えた分を所得から差し引ける

制度の中身も変わっています。iDeCoは2026年12月から、会社員の掛金の上限が月6.2万円に引き上げられます。企業年金がある人は、企業年金と合わせて6.2万円が上限です。ふるさと納税も、2025年10月からポイントを付ける事業者を通じた募集が禁止されました。

NISAやiDeCoをこれから始めるなら、ネット証券で口座を開くのが手軽です。楽天証券なら、NISAとiDeCoのどちらも申し込めます。

ねんきん定期便とねんきんネットで試算

4つ目は、老後の資金の見積もりです。毎年届くねんきん定期便で、年金の見込額を確かめています。

50歳以上のねんきん定期便には、今の年金制度に60歳まで同じ条件で加入し続けたと仮定した見込額が載っています。つまり、60歳以降も働いた分の年金は含まれていません

そこで、ねんきんネットや試算ツールで、働き方や受け取り始める年齢を変えて試算しました。その年金額と、今の生活費をもとにした老後の生活費を並べて、足りない分を数字でつかむようにしています。

FP2級を家計に生かす注意点

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FP2級の知識は家計に役立つ一方、知っているだけでは足りない場面もあるでしょう。家計に生かすうえで注意したい点を3つにまとめます。

制度は毎年のように変わる

税金や社会保険の制度は、毎年のように見直されるものです。この記事で紹介しただけでも、iDeCoの掛金の上限、高額療養費、ふるさと納税のルールが変わっています。

試験に合格したときの知識のままでは、いずれ古くなります。制度を使う前に、公式サイトで最新のルールを確かめることが欠かせません。

家計の数字は自分で集める

知識があっても、自分の家計の数字がなければ判断できません。年金の見込額、毎月の生活費、加入している保険の内容などは、自分で集める必要があります。

ねんきん定期便や保険証券、給与明細を1か所にまとめておくと、見直しのときに役立ちます。

個別の判断に迷ったら専門家に相談

FP2級を持っていても、自分の家計のすべてを正しく判断できるとは限りません。住宅ローンや相続、税金の細かい判断に迷ったときは、専門家に相談するのも1つの方法です。

FP2級の知識があれば、専門家の説明を理解し、納得して決めやすくなります。

FP2級と家計のよくある質問

FP2級と家計に関するよくある質問をまとめたセクションのバナー画像

最後に、FP2級と家計について気になりやすい疑問をまとめます。資格や制度の条件は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。

FP2級は意味ないか

家計に使うなら、意味はあります。保険や税金、年金の仕組みを知ったうえで、自分で判断できるようになるからです。一方で、資格を持っているだけで収入が増えるわけではありません。

独学で取れるか

独学でも取れます。私もTACの市販テキストとYouTubeの解説動画で独学しました。

受検資格は何か

2級は、誰でも受けられる試験ではありません。日本FP協会によると、次のいずれかに当てはまる人が受検できます。

  • 3級FP技能検定の合格者
  • FP業務に関する2年以上の実務経験がある人
  • 日本FP協会のAFP認定研修を修了した人
  • 金融渉外技能審査3級の合格者

実務経験がない方は、まず3級に合格してから2級を受ける流れになります。

50代から取っても遅くないか

遅くありません。50代は、老後の資金や親の相続、定年後の収入など、FP2級で学ぶ内容が現実の悩みになる年代です。学んだことをすぐに家計に使える点は、むしろ50代の強みと言えるでしょう。

一番役立った分野はどれか

私の場合は、ライフプランニングと資金計画です。年金や社会保険の仕組みを知ったことで、ねんきん定期便の見込額をもとに、老後の資金を数字で考えられるようになりました。

家計の見直しは何から始めるか

まずは、使っていないサブスクなど、毎月出ていくお金の確認から始めるのが手軽です。次に、加入している保険と公的な保障を比べ、ねんきん定期便で老後の見込額を確かめると、見直す順番が見えてきます。

まとめ

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FP2級は、仕事でFPにならなくても、50代の家計に役立つ資格です。私はFP2級の勉強をきっかけに、お金を決めるときの基準が変わりました。

この記事のまとめ
  • FP2級で家計の判断基準が身につく
  • 一番役立ったのはライフプランニング
  • 公的な保障を確かめて保険を判断
  • 使っていないサブスクを解約
  • NISA・iDeCo・ふるさと納税・医療費控除を活用
  • ねんきん定期便とねんきんネットで老後を試算

大切なのは、資格を取ることより、学んだ知識を家計に当てはめることです。まずは、ねんきん定期便とサブスクの確認から始めてみてください。

NISAやiDeCoの口座をまだ持っていない方は、まず口座開設から始めてみてください。キャンペーンの条件はリンク先で確認できます。

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