『起業メンタル大全』サラリーマンを何気なく続けている方におすすめです。

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サラリーマンとして働いているが、このまま続けていても良いのかと思うことが誰にでもあると思います。

約10年前の私もそうでした。以前の働き方等については以下のブログをご確認ください。

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この本はこのままサラリーマンを続けていても良いかと疑問に思っている方に一度読んで欲しい本です。かなり分厚く値段も一般の書籍よりも高いですが、それだけの価値はあると思います。

立花岳志さんが今まで実施してきたセミナーの内容や経験してきたことを体系的にまとめられている内容で、10年前にこの本があればと思える内容でした。

目次

見出し

立花岳志さんについて

著者の立花岳志さんは元々はサラリーマンとして働いていたのですが、ブログを始めて2年4ヶ月で独立したあと2022年12月現在情報発信を強みとして書籍の出版やセミナー、コンサルと多方面で活躍されている方です。

また独立したのも40代になってからということで、サラリーマンとしての経験も17年あり実際にサラリーマン時に体験したことを元に書かれた独立後の生活との対比についても本当に知りたいと思っていた内容となっています。

ここからは本の内容について私が印象に残ったこと、自分の実践したことをまとめて書いていきたいと思います。

組織に縛られずに、自分自身の力で稼ぐ

こちらの本に書かれている起業の内容は簡単に言うと組織に依存して働くのではなく、自分でビジネスを作り、売上を作っていく働き方です。

21世紀になりインターネットが普及したおかげで、個人が情報発信することが簡単にできるようになりました。 それに伴い、1人でいろいろなことをこなすことができるようになっています。

始めるコツはできるだけ小さくリスクない状態で始めると言うことです。副業の場合は失敗してもサラリーマンとしての本業があるため何度でも失敗できます。いろいろ試してみて自分が本当に何をやりたいのか、何を好きなのかを見極める必要がある。そうしてある程度やっていく自信を持つ状態にしてから独立するがことがおすすめであると書かれています。

年功序列、終身雇用の崩壊

日本では、第二次世界大戦後の高度成長期から多くの企業が年功序列•終身雇用を採用していきました。

しかし、日本ではバブル崩壊後、今までの年功序列•終身雇用を保つことが難しくなってきました。特に現在の40代(氷河期世代)については、新卒で入社する時から厳しい状況が続いており、大手企業で定年まで勤め上げるということは難しい状況となっています。

今後は、今までのように1つの企業に定年まで勤めるのではなく、自分のスキルを磨いてどんどんステップアップしていくと言う働き方が主になっていくと思います。

また、働き方についても会社に所属するだけではなく、企業をして働くと言う働き方も一般的になってくると思います。その時にこの本の内容と言うのは大変役立つと思います。

FIREブームについて

Fireと言うのは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を略したもので「経済的自立と早期退職」を意味する言葉です。

ここ数年は、株式市場が好調だったこともあり、多くの方がFIREに向けて貯蓄をし、実際に仕事を辞めていった方も多いと思います。ただ2022年に入って株式市場が低迷してくると、今までの計算と違い経済的自立が保てない方が多くなってきています。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュース Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

あと、最近のFIREは、現在の生活を切り詰めてでも、できるだけ早く仕事を辞めたいと言う方が多く、すべての方が参考にできるものではないと思います。

労働と言うものが会社から言われたものを嫌々やるものと言うイメージが強く、仕事を早く辞めてしまいたいと言う方がとても多いのではないかと思います。

この本にも書かれていますか、起業して自分のやりたいこと・好きなことを仕事にすることでライスワークからライフワークへと働く意味、やりがいを持って生きていくことが大切と思います。

起業に必要なもの

本の中で私が一番気になったところとして起業に必要なものと言うところがありました。

起業を勧める本で一般的には、お金がいくら必要なのか、どのような設備が必要であるといったモノがよく書かれていますが、こちらの本はそれ以上に大切な心構えについてしっかりと書かれている点がとても参考になると思いました。

必要なものとして書かれているものには以下のようなものがあります。

覚悟

この本にも書かれている一文ですが、

”私は覚悟こそ、独立・企業に最も必要なものと考えます。”

最大の覚悟

『 二度と会社員には戻らない。絶対に企業で成功する。』

この言葉に 尽きるのではないかと思います。そのため この文の後に著者もコメントがありますが、 独立企業は、人によって向き不向きの適性があると思っていますと書いています。

圧倒的な行動量

起業したくなっても考えているだけではなく、とりあえず何かやらなければなりません。

いきなり100点を狙うのではなく、まずは0点を30点にすることから始める。30点からはPDCAサイクルを回してどのように改善したら60点のものができるのかを考えていくということが大切だと書かれています。

何を始めるにしても、初めからうまくいくと言う事はないと思います。とりあえず大量に行動をして、そこから自分なりにどのようにすれば良いのかと言うのを考えていく必要があると思います。

サラリーマン生活や学校では教えてくれる人がいて、その通りにやればある程度の結果出たと思います。しかし起業した場合は自ら考えて行動するということが大切ではないかと私も考えます。

私の場合は

私も10年ほど前までは普通のサラリーマンで、 休日出勤や残業がとても多い職場でした。このまま自分が定年まで働いていけるか、疑問に思った時に自ら投資や副業を始めました。

色々と悩んだり失敗したりすることもありましたが、現在不動産投資は年間の家賃収入がサラリーマンの年収の3倍にまでに増やすことができました。

そして今、サラリーマンと個人事業主と 会社の社長と言った3つの仕事をやりながら生活しています。

3つの仕事をやっているというととても忙しそうに感じますが10年前と比べ働く時間は減りましたが、 お金と時間に対してはゆとりを持って生活することができるようになっています。

今続けているサラリーマンについては以前のイヤイヤ仕事をしているという感じではなく、将来的に自分で独立していくための経験を積むために続けています。以前のように夜中まで働き詰めということは無くなりました。

当時はこのような本がなかったので、いろいろなセミナーに参加したり、本を読んだりしながら、少しずつ学んで遠回りをして現在の状態になりました。

その当時にこの本があればもう少し早く今の状態になれたのではなかったのかと思いました。

まとめ

この本は、今のサラリーマン生活がこのままでいいのかなと疑問に思っている方については、全員の方が読んでいただきたい本だと思います。

本の中にも書いていますが、独立には向き不向きと言うものがあると思います。特に日本人の場合は、決まった答えを暗記して正解を導き出すという教育をされているため、いきなり独立、自分で考えろと言うのは難しいのではないかと思います。

ただ独立をしたいけど、どのようにしたら良いのかと考えている方。独立のメリットデメリットと言うものは何なんだろうと何気なく思っている人については、とても参考になる本ではないかと思います。

特に本の題名にもあるように、メンタルにフォーカスを与えて書かれている起業の本と言うものはなかなかないと思います。

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