50代から社労士の勉強を始めて、4か月半が過ぎました。よく聞かれるのが「実際どれくらい勉強しているのか」という質問です。
先に数字を書きます。いまの累計は約300時間、目標は700時間です。平日は1〜2時間、土日は3〜4時間というのが基本の形になります。
仕事をしながら、そんなに時間が取れるものなの。



毎週できているわけではありません。1か月まるごと止まった時期もあります。
この記事では、勉強時間の中身と、途中で止まったときにどうしたかを書きます。きれいに続いた記録ではないぶん、同じように迷っている方の参考になるはずです。
私は社会保険労務士ではなく、試験に向けて勉強している会社員です。制度についての個別のご相談には応じられません。
- 4か月半で積み上げた時間の実際
- 平日と休日の使い分け
- 教材を1つに絞った理由
- 1か月止まったときにしたこと
- 目標の700時間までの組み立て
いまの勉強時間の実際


感覚で書いても参考になりません。記録に残っている数字から始めます。
4か月半で約300時間
勉強を始めたのは2026年の5月です。そこから9月までで、累計はおよそ300時間になりました。
社労士試験には1,000時間という目安がよく出てきます。その基準で見れば、まだ3分の1を少し超えたあたりです。
平日と休日の内訳
1日の量は決めていませんが、だいたい次の形に落ち着いています。
| 1日あたり | 1週間の合計 | |
|---|---|---|
| 平日(5日) | 1〜2時間 | 5〜10時間 |
| 土日(2日) | 3〜4時間 | 6〜8時間 |
| 合計 | — | 11〜18時間 |
週に11時間から18時間の幅があります。仕事の状況でここまで動くので、目標を固定していません。
記録はスタディングに任せる
時間は自分で数えていません。使っている通信講座のスタディングに、学習時間が自動で記録されるからです。
手帳やアプリに書き写す作業をなくしたことで、記録そのものが負担になっていません。
いつどこで勉強しているか


まとまった時間を待っていると、いつまでも始まりません。私が使っているのは次の時間帯です。
朝起きてすぐと帰宅後
基本は1日2回です。朝起きてから家を出るまでと、帰宅してから寝るまでの時間を使っています。
どちらも長くは取れません。それでも1日に2回触れることで、間が空きすぎないようにしています。
自宅とカフェを使い分ける
場所は自宅が中心です。集中が切れてきたと感じたら、カフェに移ります。
自宅は無料で落ち着きますが、家の用事が目に入ります。カフェはお金がかかる代わりに、やることが勉強しかない状態を作れるのが利点でしょう。
子どもの送迎の待ち時間
もうひとつ使っているのが、子どもの送迎で待っている時間です。
自分では動かせない、必ず空く時間があります。ここを勉強に充てると決めてしまうと、予定を組む必要がありません。
なお、通勤の時間は使っていません。在宅勤務が中心で、そもそも移動が少ないからです。「通勤時間を活用しよう」という定番の方法が、自分には当てはまりませんでした。
使っている教材と進め方


教材選びで迷う時間がもったいないので、早いうちに1つに決めました。
スタディング1本に絞った
使っているのは通信講座のスタディングだけです。市販のテキストも問題集も買っていません。
理由は2つあります。
- スマホで進められるので、短い時間でも開ける
- 受講料が他の講座より抑えられている
講義とテキストと問題の順番
進め方は決まっています。同じ単元を3回通る形です。
- まず講義を1回聞く
- 同じ範囲のテキストを読む
- そのあと問題を解く
1回で覚えようとしていません。3回触れて、3回目に残っていればよいと考えています。
教材を増やさない理由
勉強が進まない時期ほど、新しい教材を買いたくなります。ただ、買った時点で少し安心してしまうのが自分の癖だと分かっていました。
いま持っているものを最後まで使い切る。そう決めてから、迷う時間がなくなりました。
1か月まったくできなかった話


ここがこの記事でいちばん書きたかったところです。きれいに続いた4か月半ではありません。
仕事が忙しくて手が止まった
途中で、仕事が立て込んだ時期がありました。その1か月は、まったく勉強していません。1日も開かなかった週もあります。
何もせずに落ち着くのを待った
このとき私が選んだのは、無理に続けようとせず、落ち着くまで何もしないことでした。
5分でもいいから毎日やる、という方法もあります。ただ、その5分すら取れない日が続くと、できなかったこと自体が重くなっていきます。
やめなかった理由
止まっている間に決めていたのは、「やめる」とは考えないことだけです。
期限を切って休んだわけでもありません。仕事が落ち着いたら戻る、それだけを持っておきました。結果として、戻ってこられています。
50代の勉強で怖いのは、止まることではないと感じました。止まった自分を責めて、そのままやめてしまうことのほうです。
科目ごとの手ごたえ


4か月半やってみて、科目によって進み方がはっきり違いました。
いちばん重いのは厚生年金
もっとも苦戦しているのが厚生年金保険法です。制度が複雑なうえ、国民年金と行き来しながら覚える必要があります。
人事の仕事で手続きには関わってきましたが、実務で知っていることと、試験で問われることは別物でした。
入りやすかったのは労働基準法
反対に、いちばん取り組みやすかったのが労働基準法です。
日々の仕事で触れている内容が多く、条文を読んでも情景が浮かびます。人事の経験が効いたと感じられたのはここでした。
1科目も落とせない試験
社労士試験には、総得点の基準に加えて、科目ごとの基準があります。1科目でも下回ると、他がどれだけ取れていても合格できません。
つまり得意科目で稼ぐ作戦が使えない試験です。苦手科目を作らないことが、そのまま戦略になります。
合格基準は毎年、試験の結果を踏まえて公表されます。年によって変わるため、具体的な点数は社会保険労務士試験オフィシャルサイトでご確認ください。
700時間までの組み立て


目標にしているのは700時間です。残りをどう積むかを、いまの数字で計算してみます。
残りは約400時間
累計が約300時間なので、目標まで残りは約400時間です。試験は2027年8月なので、そこまで約11か月あります。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 目標 | 700時間 |
| 現在の累計 | 約300時間 |
| 残り | 約400時間 |
| 試験までの期間 | 約11か月(約48週) |
| 必要な週あたりの時間 | 約8時間 |
いまのペースなら間に合う
必要なのは週8時間ほどです。いまの基本の形は週11〜18時間なので、ペースを保てれば目標には届く計算になります。
数字にしてみて、少し気が楽になりました。毎週の量を増やす必要はないと分かったからです。
崩れる月を前提に組む
ただし、この計算には仕事が立て込む時期が入っていません。
1か月止まれば、それだけで50時間前後が消えます。それでも残り11か月のうち2か月ほど止まる前提で組んでも、週10時間なら足ります。
余裕を計算に入れておけば、止まったときに慌てずに済むでしょう。
よくある質問


勉強時間についてよく聞かれることをまとめました。あくまで私の場合です。
社労士は何時間くらい必要ですか
1,000時間という目安をよく見かけます。私は700時間を自分の目標にしていますが、必要な量は前提知識や科目との相性で変わるはずです。
働きながらでも時間は取れますか
私の場合は週11〜18時間でした。まとまった時間を待つより、朝と夜に分けて短く触れるほうが積み上がっています。
勉強時間はどうやって記録していますか
スタディングに自動で記録される時間をそのまま見ています。別のアプリや手帳に書き写すことはしていません。
途中でやめたくなりませんでしたか
1か月まったくできなかった時期はありました。そのときは無理に続けず、仕事が落ち着くのを待ってから戻っています。
家族には宣言しましたか
特に言っていません。宣言して励みにする方法もありますが、私の場合は言わないほうが気が楽でした。ここは人によると思います。
いまどれくらい解けますか
今の時点で、択一式が5割ほど、選択式が6割ほどです。まだ合格の水準には届いていないので、残りの期間で上げていきます。
まとめ


4か月半で約300時間。順調に見えるかもしれませんが、途中で1か月まるごと止まっています。
- 累計は約300時間。平日1〜2時間、土日3〜4時間が基本
- 朝と帰宅後の2回に分け、子どもの送迎の待ち時間も使う
- 教材はスタディング1本。講義→テキスト→問題を3回通る
- 仕事が立て込んだ1か月は、無理に続けず落ち着くのを待った
- 苦手は厚生年金、入りやすかったのは労働基準法
- 残り400時間は週8時間ペース。いまの形を保てば届く計算
勉強の記録は、これからも残していきます。途中で止まった月も、そのまま書くつもりです。
毎週きっちり続けなくてもいいんだね。



ええ。止まっても戻れる形にしておくほうが、結果として長く続きます。
なぜ50代から社労士を目指すのかは、別の記事に書いています。


FPの資格から学び直しを始めた経緯は、こちらです。




