【運動会で使った】α6400の望遠レンズSEL70350Gレビュー

α6400にSEL70350Gを付けて運動会とサッカーで使ったレビュー記事のアイキャッチ画像

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子どもの運動会で、走っている姿が小さくしか写らない。そんな経験から望遠レンズを買いました。ソニーのSEL70350Gです。

結論から書くと、小学生の運動会とサッカーなら、このレンズで足ります。35mm判に換算して525mmまで届くので、グラウンドの反対側からでも顔が分かる大きさで撮れます。

この記事では、なぜこのレンズを選んだのか、実際に使ってどうだったのかをまとめました。キットレンズとの違いや、重さの問題にも触れています。

読者

運動会用にレンズを買い足す価値ってあるの。

サトエヴォ

キットレンズだと届きません。子どもの顔が分かる大きさで撮れるかどうかが分かれ目です。

この記事でわかること
  • 運動会に必要な焦点距離
  • SEL70350Gを選んだ理由
  • 1kgを超える重さの実際
  • キットレンズとの違い
  • 買い足す順番の考え方
目次

運動会に望遠が要る理由

運動会に望遠レンズが必要な理由を解説するセクションのバナー画像

グラウンドは思っている以上に広いです。保護者席から走っている子どもまで、数十メートル離れていることも珍しくありません。この距離を埋められるかどうかが、写真の出来を決めます。まずは必要な焦点距離から整理します。

キットレンズでは届かない

カメラを買ったときに付いてくるズームレンズは、多くが望遠側で200mm前後までです。これでは運動会のグラウンドには足りません。

撮れはします。ただし子どもが小さくしか写らず、あとから拡大すると画質が落ちてしまうのです。顔の表情が分かるかどうかで、見返したときの価値は大きく変わります。

換算525mmという射程

SEL70350Gがカバーするのは70mmから350mmです。APS-Cのカメラに付けると、35mm判に換算して105mmから525mmまで伸びました。

レンズ焦点距離35mm判換算
キットズーム(SEL55210)55〜210mm82.5〜315mm
SEL70350G70〜350mm105〜525mm

換算で200mm以上の差があります。グラウンドの反対側を撮るときに、この差がそのまま写る大きさの差になりました。

距離を取りたかった事情

買ったのはコロナ禍の時期でした。人と距離を取ることが求められていて、できるだけ離れた場所から撮りたいという事情もあります。

結果としてこの選択は正解でした。混雑した場所に近づかなくても、離れた位置から十分な写真が撮れます。

SEL70350Gを選んだ理由

SEL70350Gを選んだ理由を解説するセクションのバナー画像

望遠レンズは選択肢が多く、サードパーティ製ならもっと安いものもあります。そのなかでこれを選んだのは3つの理由からです。決め手は手ブレ補正でした。理由を順に書きます。

レンズ側に手ブレ補正がある

α6400には本体側の手ブレ補正が入っていません。望遠になるほど手ブレは大きく出るので、レンズ側に補正が必要になります。

SEL70350GにはOSSという光学式の手ブレ補正が入っています。525mm相当で手持ち撮影をする以上、ここは譲れない条件でした。

Gレンズという位置づけ

ソニーのレンズにはGという上位の区分があります。SEL70350Gはその中では手の届く価格帯にあり、描写も評判が良いものでした。

純正なのでカメラ側の機能とかみ合います。AFの動きやレンズ情報の連携で不安がないのは、素人にとって安心できる点です。

価格をどう考えたか

9万円台と、決して安い買い物ではありません。それでも子どもの行事は今しかないという点で踏み切りました。

結果として、運動会だけでなくサッカーの試合でも使っています。使う回数で割れば、そこまで高い買い物ではなかったと思っています。

大きさと重さの実際

SEL70350Gの大きさと重さを解説するセクションのバナー画像

買う前にいちばん不安だったのがここです。数字を見ると重そうに感じますが、実際に持つと印象が違いました。買ってから後悔しないよう、具体的な数字と体感の両方を書いておきます。

レンズだけで625g

SEL70350Gの質量は625gです。フィルター径は67mmで、見た目にもそれなりの大きさがあります。

α6400にSEL70350Gを装着した状態を横から見た写真
α6400に取り付けたSEL70350G。フードを付けるとさらに長くなります。

大きさが伝わるよう、iPad miniと並べて撮ってみました。本体と比べるとレンズがかなり大きく見えますが、望遠レンズとしては小型の部類に入ります。

SEL70350Gを装着したα6400とiPad miniを並べて大きさを比較した写真
iPad mini(7.9インチ)との比較。レンズの長さが本体を上回ります。

本体と合わせて1kg超

α6400がバッテリー込みで約403gなので、合計すると1kgを超えます。数字だけ見ると重そうです。

機材重さ
α6400(バッテリー込み)約403g
SEL70350G625g
合計約1,028g

持ってみるとどうか

実際に構えてみると、そこまで重さを感じませんでした。両手で支える姿勢になるので、片手で持つスマホとは負担のかかり方が違います。

ただし一日中ぶら下げていれば肩には来ます。ストラップは幅の広いものにしておくほうが楽でしょう。

運動会とサッカーで使って

運動会とサッカーでSEL70350Gを使った感想を書くセクションのバナー画像

買ってから実際に子どものサッカーの試合で撮影しました。小学生のスポーツを撮るには十分な性能というのが使ってみての結論です。良かった点と、限界を感じた点の両方を書きます。

走る子どもを追えるか

α6400のリアルタイムトラッキングと組み合わせると、走っている被写体を追い続けてくれます。一度合わせれば離しません。

キットレンズの頃は、走り出した途端にピントが抜けることがありました。この組み合わせにしてから、そういう失敗が目に見えて減っています。

SEL70350Gで撮影したサッカーの試合でボールを競り合う小学生の足元
競り合う足元をタッチライン外から撮影。動いている被写体でも止まって写ります。

望遠端の明るさという制約

正直に書くと、望遠側の開放はF6.3と明るくありません。晴れた日の屋外なら問題はないものの、曇りや夕方になるとシャッター速度を稼ぎにくくなります。

体育館のような室内競技では厳しいでしょう。屋外の昼間に使うレンズと割り切るほうが、期待を裏切られません。

小学生のサッカーには十分

グラウンドの端から反対側の子どもを撮っても、顔が分かる大きさで写ります。小学生の試合を撮る目的なら、これ以上の望遠は要らないと感じました。

グラウンドの反対側にあるサッカーゴールをSEL70350Gの望遠端で撮影した写真
反対側のゴールを望遠端で。この距離でもネットの目まで写ります。

素人でもそこそこの写真が撮れるようになるという意味で、良い買い物だったと思っています。

キットレンズとの違い

キットレンズSEL55210との違いを解説するセクションのバナー画像

α6000やα6400のキットに付いてくるSEL55210も望遠レンズです。どちらを選ぶかは撮る距離で決まります。買い足す前に、いま持っているレンズで足りるかを確かめてみてください。

SEL55210でも撮れる場面

SEL55210が届くのは換算315mmまでです。園庭のような狭い場所や、前のほうで見られる場合なら十分でしょう。

価格も3万円を切るので、まず1本という選び方にも合います。

買い足す順番

すでにキットレンズを持っているなら、まずそれで運動会を撮ってみてください。そのうえで小さくしか写らなかったなら、買い足す価値があります。

先に買って使わないより、足りないと分かってから買うほうが納得できるはずです。

フルサイズに移ってから

フルサイズへ移ってからの望遠レンズの使い分けを書くセクションのバナー画像

いまはα7C IIがメインになりました。それでも望遠が要る日はα6400を持ち出しています。理由は焦点距離にありました。2台をどう使い分けているかを書いておきます。

α7C IIでは何を使うか

α7C IIではタムロンの28-200mmを使うことが多いです。1本で広角から望遠までまかなえるので、旅行や日常には便利なレンズになります。

ただし望遠端が200mmなので、サッカーの試合では足りない場面がありました。フルサイズなので換算も200mmのままです。

望遠が要る日はα6400

その点、α6400にSEL70350Gを付ければ換算525mmです。APS-Cであることが、望遠では有利に働きます。

画質ではフルサイズに譲りますが、届かない写真は撮れません。運動会や試合の日は、こちらを選んでいます。

よくある質問

運動会用の望遠レンズに関するよくある質問をまとめたセクションのバナー画像

運動会用にレンズを探している方から出そうな疑問をまとめました。買ってから気づくと遅いことを中心にしています。私が実際に使ってきた範囲で答えました。

運動会には何mmあればいいか

35mm判換算で300mm以上あると安心できます。500mm前後まで届けば、グラウンドの反対側も余裕をもって撮れるでしょう。

手ブレ補正はなくても大丈夫か

望遠では必要です。特にα6400のように本体側に補正がない機種では、レンズ側に入っているものを選んでください。

体育館の競技でも使えるか

厳しいです。望遠端がF6.3と暗いため、室内ではシャッター速度を稼げません。屋内競技が中心なら、明るい単焦点を検討したほうがいいでしょう。

三脚は必要か

運動会では使いませんでした。被写体が動き回るので、手持ちのほうが追いやすいからです。手ブレ補正があれば足ります。

SDカードは何を選ぶべきか

連写をするならV30以上を選んでください。書き込みが追いつかないと、連写の途中で撮影が止まります。

中古で買っても問題ないか

レンズは本体より寿命が長いので、中古も選択肢になります。カビとチリの有無、絞り羽根の動きを確認できる店で買うほうが安心でしょう。

まとめ

SEL70350Gのレビューを振り返るまとめセクションのバナー画像

子どもの運動会やサッカーを撮るために、SEL70350Gを買いました。換算525mmという射程が、そのまま写真の出来に効きます。キットレンズでは届かなかった距離が埋まりました。

この記事の振り返り
  • 運動会は換算300mm以上が目安
  • SEL70350Gは換算525mmまで
  • レンズ625g、合計約1kg
  • 望遠端はF6.3と暗い
  • 屋外の昼間に使うレンズ

重さは数字ほど気になりませんでした。望遠端が暗いという弱点はありますが、屋外の昼間に使うと割り切れば問題になりません。

いまはα7C IIがメインですが、望遠が必要な日はα6400とこのレンズを持ち出しています。フルサイズより望遠が伸びるという点で、いまも役割が残っています。

まずは手持ちのレンズで運動会を撮ってみてください。小さくしか写らなかったなら、そのとき買い足せば間に合います。

運動会以外の場面で使っているレンズや、本体まわりの記事もあわせてどうぞ。

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